こだし(第五回)(2/2)

 岩井川の「ゆるるん」で集まって作業している「手芸同好会」の皆さんの集まりにご一緒させてもらい、PPバンドの籠作りを教えてもらうとともに、「こだし」についてもあれこれ教えてもらいました.
 ビニール紐の「こだし」の材料は、葉たばこの収穫の時に使っていた紐なのだと言うところまでは、わかってきていたのですが、実物を見ることができました。実際には同じようなビニール紐でも固いのと柔らかいのがあり、縦芯には固めのものを使い、編んでいく方は柔らかいのを使うといいということでした。
 で、このビニール紐というのも何気なく見ていたのですが、素材の幅を3つ折りにして使うと言うことでした。まあ、大変だから、二つ折りでもいいのよ~みたいな話ではありましたが、均質な人工の素材だから楽なのかなと思っていたけど、そうでもなさそう。
 すごいのは、自分で作ろうと思って、自分の母親が作ったのを、切って研究しようとするところ。蔓細工教室でも、ほぐしてどうやって編んでいるか調べるって話を聞いたけど、籠とか作る人って、みんなすごい!
 で、私もこの研究用こだしに材料まで頂いてしまったので、研究して、どうにか自分で作るしかない・・・PPバンドとは異なり、こちらのビニール紐の「こだし」はアケビなどの蔓細工とだいぶ共通点があるみたいです。
 PPバンドの方の話は次の機会に。
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