水害後の米湿原(9/2)

 一ヶ月ちょっと前の水害で、あちこち被害が出た鮭川村。湿原やら太平山の登山道整備に呼ばれたので行ってきました。このブログでも何度か紹介しているのと、東成瀬の方にも訪問して頂いているので、状況報告。
1)堤が決壊して、下の田んぼやら大変な状況。太平山の登山口に登るルートも消滅したのですが、とりあえず仮の歩行路を整備。でも、上の畑に行く道路がなくなってしまった。

2)米湿原は大変!
奥(左手)の方はかろうじて残ったものの、写真右手の沢が崩壊したようで、そちらから大量の土砂と木が流入

3)手前はもっと大変
湿原に向かう緩やかなエリアは、水とともに土砂が滞留したのか、全部埋まってしまった。

3)入口近くはもっと大変
 山から崩れてきた倒木やら、木道の板やらが杉林に引っかかって、大変なことになっている。
これ、引っかかってなかったら、堤の崩壊はもっと大変な事態を引き起こしていたかもしれない。
土石流が流れ下ってきて、引っかかって水をせき止め、更にその上をオーバーフローしながら、軽いものが水流とともに流れ込んだって感じなのだろうか・・・

4)どうするんだろうか・・・
とりあえず、入口近くの杉林の中を歩けるように少しだけ作業したのだが、駐車場から下る道も一部崩落して、運搬車も小型ユンボも通れない。
きっとどっかまで歩けるようにはするのだろうけど、それで、植生の変化/回復をみつめていくしかないのだろうな。






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