今年度の視聴回数Top3(3/15)

 年度末が近いからか、暇なのか?
今年度の動画視聴回数Top3を発表したいと思います(2022/4/1~2023/3/15における視聴回数)

 東成瀬村に来て、一番最初に撮った動画がフクロウで、その後にキノコ2つが続いています。
これは、「東成瀬村」についての動画を見ようという人による視聴回数の伸びではなくて、フクロウやキノコについて動画を見る(見たい)人がそれなりにいる中で、そういう人たちに見てもらえたということなのだろうと思います。私自身も、撮影というより、その場にいたことがどれも楽しかったのですけど。
 が、これが何につながるのか・・・・と言われると。
 
 で、少し地域振興に動画やWEBサイトを使う意味について考えてみました。

  地域振興に動画を使う話になると、ある地域の「ブランディングあるいはブランド力をアップする」と言われることが多いかもしれません。ですが、そもそもブランディングって何なんだ? それは、”想定する対象者”がいて、その人たちにここは○○な地域で、それもその○○がすごいんだ、○○がいいんだ、と認知してもらうための戦略だと考えればいいのかなと思います。
 例えば観光振興なのか、移住者を増やしたいのか、地域の生産物を販売したいのか、観光であれば、どのようなお客さんにどのような旅をしてもらいたいのかによって、「ブランディング」の方向性は異なることでしょう。移住であれば、どんな人に、どのような魅力を伝えたいのか?
 

 こうした絞り込みがあって、かつ、次の手も必要です。テレビCMでお菓子のコマーシャルをする場合には、その商品がスーパーやコンビニに並んでいてこそ、CMを作る意味があるかと思いますが、それが手に入らないのであれば、そのCMの意味はどこにあるのでしょうか?
 ですので、観光事業者がいないのに(あるいは呼び込み客の増加を受け入れるキャパシティがないのに)観光面での魅力をアップしても(当面は)意味はないでしょうし、例えば、この辺であれば、既にオーバーツーリズム気味の紅葉時期の栗駒山を更に宣伝するのはどうなのか、ということになるかもしれません。
 また移住先を探している人たちに対して、「ここはこんなにいいところだよ」と動画で宣伝しても、じゃあどうしたら移住できるんだというところに、適切に誘導してくれるWEBサイトがなかったり、居住可能な物件もなければ、移住者向けにイメージアップをする意味は失われてしまうことでしょう。

 そこで、一時期、フランス語風?方言動画が話題になった宮崎県小林市を研究してみることにしました。動画はこちら https://youtu.be/jrAS3MDxCeA
 そこで小林市の役場のサイトを(はじめて)探してみると、(実は見つけにくいけど)移住定住情報のページが整備されています。https://www.city.kobayashi.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/iju_teiju/index.html
更にいろいろ小林市関連のサイトを見ていくと、地域の魅力発進を通じて、幅広く関係性を構築していくという方向に進んでいるみたいで、どうも、あれこれ取り組みすぎて、サイトやら何をしたいのやらわかりにくくなってている気もします・・・http://www.tenandoproject.com/

 さて、ちょっと視点を変えて、移住先をどうやって探すかなと考えたときに、まず動画を見るかどうかですが、私は見ない派です。何かしら知っているところ、あるいは行ってみたいと思っていたところのWEBサイトをまず見るように思います。そこから、移住者の受入状況とか受入態勢の説明を読み、そこに地域の紹介動画などがあれば、それは見るかと思います。

 絞り込んだ後に、あるいは逆にこちらが先かもしれませんが、空き家に仕事。テレワーク系の業務が可能な方は違うのかもしれませんが、仕事もいるし、住むところもいる。空き家を探すときに、内見とか周辺環境の動画があれば絶対見ると思います。(少なくとも探している側としては欲しい情報)
 関心のある仕事の情報も動画付きで求人とか出ていれば見てしまうでしょうね。これは視聴者が5人でも、一人ゲットできれば有効な動画と言えるかもしれません。

 誰に、何を、ってことなのかな、結局は。で、私のは何?「村内外の多くの方に、村のいいところを、いろいろ、いろいろ、いろいろ、いろいろ」って・・・???   というところで、今日のところは。
 
 そういえば、近頃見つけたのが、ここの会社が作っている動画等。私も勉強しなきゃって感じです。
喜界島のプロモーション動画はものすごい短期間で視聴回数を伸ばしています。
https://81plus.jp/kikai/
福井県の食材の動画&WEBサイトも素晴らしい
https://81plus.jp/bisyokufukui/

 しかし、一回、お金をかけて外部委託して、なんか「すごい!」って感じのものを作ってしまうと、その後、なかなか自力でバージョンアップしたり、情報を追加できなくて、そのまま古びてくというケースも多々ありますから難しいところなのかな、とも思ってみたりするのですが・・・


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