五里台集落では、6月13日、水路の草刈りが行われました。地域の農業用水であり、また冬期の排雪など生活に欠かせない用水の維持管理作業を、地域住民が参加して行います。今回草刈りをした水路の総延長は3キロほど。この水路に加えて、国道の反対側に回す水路、それぞれの農地に水を回す水路などが張り巡らされています。
またこの水路は冬場の雪の排雪などにも利用するため、不具合があった場合には2メートルにもなる雪をかき分け、点検に行くこともあるといいます。
東成瀬村各地にある堰、水路は近代化遺産であり、昔の人の意地の遺産だなとつくづく思うのでした。それを維持し続ける皆さんにも頭がさがります。