そういえばの山のトイレの話

 写真はたぶんクマの糞ですが・・・

 このところ、山のトイレについて考える事が多い。この前、笊森の避難小屋に行ったときには、このトイレはどんな仕組みなのか?とちょっと気になり、調べてみたら、TSS(嫌気+土壌浄化)という記載を見つけることができた。「土壌浄化」ってなんだと気になるところではあるのだが。*「本州の山岳トイレ問題等の状況と北海道への展望」(これもだいぶ前の資料だけれども)

 で、知床とか大雪とかは、すっかり携帯トイレの時代に入っている中で、栗駒山はどうなっているんだろう、どうする気なんだろうと気になってしまいます。私なんかはなるべく平日に歩くようにしているけれども、紅葉シーズンともなれば、平日でも登山道での行列ができる栗駒周辺のルート。人が多く、集中し、既に過剰利用(オーバーユース)の状態だと思うけれども、紅葉時期のトイレ問題は早急にどうにかしなきゃいけないのではないだろうか。

 山小屋なんかのトイレがあるわけでもなく、携帯トイレの持参とトイレブース(ピーク時だけにせよ)の設置しか出口はないように思うのだけど、一体、どんな方向で議論が進んでいるのだろう。岩手県では、早池峰山で先駆的に携帯トイレの推進が進んでいるようだけれども、栗駒山も先送りできる状況ではないと思うのですが。
例えば、*早池峰山・携帯トイレ専用化に伴う課題*早池峰・携帯トイレ専用の山を目指して など

 朝日新聞にもちょうどこんな記事がありました 「入山料、あなたは払いますか? 登山のコスト、誰が負担すれば

 


 

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