昨年から観察しているポイントでタゴガエルの産卵を確認。
タゴガエルは岩の隙間などに住んでいて、奥の方からくぐもった声で鳴いているのを聞くこともあるかと思います。(記事の最後に以前に撮影した動画のリンクをつけます)別のところで、穴からこぼれてしまっている卵を確認したこともあり(手元にないので後日写真を添付)、穴の奥の水(伏流水)のあるところで産卵するのだと考えていました。
ところが、去年確認したのが,沢筋に産み落とされた卵。少ない卵数、大きな卵など、どうみてもタゴガエルの卵。オタマジャクシもどう見ても普通のオタマジャクシとは異なり、いかにもタゴガエル。(ここも動画で見てください。)
しかし流れの中に産むのは「ナガレタゴガエル」?と疑問を抱えた1年間。
で、今年は、雪の残る時から、せっせと通い、沢の雪解けの直後に産卵を確認!それも集団で!何匹かそこらをウロウロしているのを捕まえて確認してみましたが、どうやらタゴガエルで間違いない。皮膚のブヨブヨとか、発達した水かきがないことなどからナガレタゴガエルでもない。
しかし、タゴガエルが、流れに集まり、集団で、繁殖行動をしている!なんて、たぶん本邦初公開です!(動画はまだできていません -できました!
)
数日間の産卵時期を終えると、沢を離れて、周辺の穴に戻っていったようです。(最低4日間は流れで確認)