縄文体験教室(7/28)

 動画アップしました!

その2が続きます

 ちょうど一年前に(7/27ですが・・・)「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたこの日、秋田県東成瀬村で「縄文体験教室」が開催されました。秋田県の御所野遺跡や大湯環状列石も含まれているこの世界遺産には含まれてはいないものの、東成瀬村内にもいくつもの縄文時代の遺跡があり、その中でも上掵遺跡(うわはばいせき)は大型の磨製石斧が出土したことで知られています。それは国内、いや世界でも最大級の石斧だということです。
平成28年度企画展「石斧と人―3万年のあゆみ」開催について

その上に、その材料は二風谷のある現在の平取町から算出されている「アオトラ石」で作られているとのことです。三内丸山の石斧の多くもこの「アオトラ石」でつくられているとのことです。
石斧素材は北海道産(秋田魁 2016/2/4)
「石斧製作石材(原石・擦り石・石刀)の円筒土器文化圏における流通」 
世界最大級の特大石斧 海越えたアオトラ石文化圏の謎(2016/4/26)

 ということで、北海道から材料が来て、下北あたりで加工され、「縄文遺跡群」のエリアを縦断して、現在の東成瀬村あたりに、日本でも最大級の磨製石斧が埋まっていたってなんなんだろう?縄文遺跡群よりすごい!って、較べてもしょうがないですね。

 上掵遺跡(うわはばいせき)の解説版には「人と物資が集まる一大交流拠点」だったとあるけど、寅さんみたいのが商売道具一式抱えてやってくるのか?イタコが石斧を抱えて放浪するような感じなのか?共同体が何十年かかけて、宝物の石斧を抱えて、移動しながら生活をしているのか?なんなんだろうな・・・

なんて、素人の妄想はさておき、考古学者でもある「ふる里館」館長の解説も交えた動画を現在作成中です!

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