秣岳 登山道研究(7/26)

 この日、最後の散策は秣岳。既にウォーミングアップ?も済ませているので、14時45分から一気登り。40分20秒で、高低差400mを登り切って秣岳頂上へ。ちなみに山頂からちょっと先まで行って戻り、総上昇量は494m。距離5.56キロ。この日1日、まとめると標高差1200m、距離16.3キロ、歩数28500と、ほとんど散策とは言いがたいハードな1日となりました。

 さて、秣岳の登山道の草刈りも終わっているようなので、様子見。
やっぱり、木道脇まで植物があるといいよな、って感じです。

しかし、秣岳山頂から栗駒方面に下る斜面。草刈りが土壌流亡のきっかけになっているのは間違いないのだろうと思います。左の写真の4の刈り込みが道を広げているのですが、今回は更にサイドの5まで刈り込んでいます。溝になっているところは歩きにくいので、今後、4をどんどん踏むことになってしまうでしょう。で、その次には5を踏むことになります。少なくとも登山道が複数列になっているところは、サイドは刈り込まない。そういうルールでやっていけばいいのではないかと思うのですが。
 1,2,3でも十分広がっていますけど、せめて4,5は草を刈らずに残せばいいのではないかと(右・イメージ図)

下の写真。1,2が既にえぐられている登山道。そして刈り込んで作った3が踏まれて既に掘られつつある。ここの植生はいずれ失われ、溝になっていく。その時に4を歩くようになる。そして、いずれ4の脇を刈り払うようになる。こうして登山道が1本、2本、3本、4本と増え、山肌は削られる。複線化した登山道のサイドの刈り込みはそれを誘引することになる。

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