あちこちに猫の手を借りたいような作業がある一方で、なんか手伝いますよ、って人も確実にいる気もする。
以前、島根にいたときは、「匹見ボランティア制度」で毎年、稲の苗箱並べを手伝いにいっていた。
で、匹見のボランティア制度みたいの、いまならもっと簡単にできるだろうなと思ってちょっと探してみたところ、出てきたのが次のサイト「ただいまプロジェクト」。どうやら認知症の徘徊対応支援のためにスタートしたプロジェクトみたいですが、そこに掲載されているアプリでは、ボランティアのマッチングもできるらしい。(アプリ自体はこのプロジェクトの支援者登録も兼ねているようなので、利用してみるのは遠慮しておきましたが/類似した対象者限定アプリを作って、インストールできたらそれで話は済むのだろう。災害対策用には、受入をオープンにした仕組みも作れると便利かもしれない)
というか、そもそもマッチングアプリ・・・って使ったことはありませんが、今の時代いくらでもあるのだろうから、その派生形はいくらでもできるだろうに、と更に検索を進めると
1)農業バイトのマッチングアプリ
1日農業バイトデイワークは農家さんと求職者を1日単位で結びつけるサービスです。
これもアプリでできるらしい。
2)Mayii(メイアイ)
「スマホでつながる、たすけあいアプリ」ということです。これは位置情報を使って、情報提供という仕組みが私の趣味ではないので、ちょっと試験して、アンインストールしましたが。
で、いろいろ考えてみると、ここの規模なら、オープンな世界を作って、登録してもらうより、ラインワークスみたいなものを使って、クローズされた世界で情報共有するレベルで始める方が楽そうな気がした。
ボランティアなりアルバイトなりを必要とする人や会社も、また手伝える人も登録して、掲示板やカレンダーで募集案内を出したり、それを見たりという感じか。窓口を観光物産協会あたりでしてくれて、登録作業をすれば、確実かもしれない。
などと考えてみるのでした。
まあ、村の中を走り、しっかり御用聞きに回って、情報をつなげていけば、スマホもパソコンもなくてもつなげていけるぐらいのサイズ感ではあるんですけどね。それが小さな地方自治体を維持するメリットなのかとも思いますが。トマト産業の今後にしても、事業承継にしても、現場歩いて話を聞いて、動く人がいるかどうか。既存のツールでもできることは沢山あるんだろうけどな・・・