「ココヘリ」をプレゼントしてはどうだろうか?

 この冬は日本各地でバックカントリースキーでの遭難が相次ぎ、下手くそな私は、あまり行く気にならなくなってしまった。それでも、そろそろ春山シーズンも始まるし、ウロウロしたい性分が首をもたげ始める。

 さて、山岳遭難の捜索サービス「ココヘリ」というのがあるらしい。入会すると、発信器を兼ねたタグを会員証として貸与される。それを山に行くときに付けていれば、捜索依頼が出れば、その発信する電波を探って、居場所を確認できるという仕組みらしい。「ココヘリ」自体は救助は行わず、警察や消防など救助組織に引き継いでくれるという仕組みになっている。それに捜索・救援補償の保険も付帯している。しかし自分自身なり、家族が捜索(救援)の依頼をしないと、捜索は始まらない。
https://www.cocoheli.com/

 自分で携帯で、連絡が取れるとすれば、スマホの位置情報も送れる訳だから、その作業ができる状態であれば、救援の依頼は、位置情報付きで可能だろう。Iphone では、緊急電話をかければ、位置情報も送られるので、自力でスマホが触れる、発信できる状態であれば、「ココヘリ」がなくても大丈夫ということだろうな。14なら衛星通信経由も可能らしい。
 携帯がつながらない場合、山岳用の発煙筒なり持っていれば、捜索願いが出るより先に見つけてもらえる可能性が高くなるか?100均の防犯ブザーでも300メートルとかは聞こえるのあるらしいから、登山道からちょっとタケノコ採りに入ったらクマに襲われて、(ちょっと)怪我したとか言うのであれば、(他に人がいれば)認識してもらえるかもしれない。「ココヘリ」は誰かから、捜索願いを出してもらう必要がある。

 自力では通報できないケースでは、「ココヘリ」を持っていれば、捜索願いが出れば、見つけてもらえる可能性が高いということになる。まあ、死んでても、余計な手間をかけさせないってことか・・・
 うーん、そうすると、自力で生き延びるためというより、捜索費用の補填もついているから、回りの人に迷惑かけないように、入るべきということかな。

 いろいろ考えたのだが、いくつになっても山菜採りやタケノコ採りをやめられないじいちゃん・ばあちゃんに子どもや孫がプレゼントしてはどうだろうか?自分じゃ絶対入らないけど、いざ、遭難でもされたら心配するのは帰りを待つ家族ばかり。それならココヘリ渡して、山に行くときは付けてもらうか。

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