上大渕の八鍬さんのタラの芽

鮭川村のタラの芽生産農家の八鍬さんのハウスを訪問しました。ハウスではタラの芽の出荷作業の真っ最中。忙しいところお邪魔しながらタラの芽生産についてお話を聞かせていただきました。

露地栽培で育てたタラノキから2メートルぐらいになる穂木を切り落とし、更にそれぞれに芽が付くようにして7-8センチの長さに切り落としたものを ビニールハウスの中で栽培しています。自然のものでは茎の先端の頂芽からしか収穫できないものの、このような形で栽培すれば枝一本から20本ほどのタラの 芽が収穫できます。短く切った穂木から一ヶ月ほどでタラの芽が一つ取れ、一冬に3回転ほどできるとのことでした。

難しいのはタラノキの圃場を確保だとのことでした。水はけのいい土地が必要で、なおかつ、一度病気ができるともう使えないそうで、穂木生産を長期にわたって安定させるのが難しいようです。

食べるのはやはり天ぷらが一番とのことでしたが、ピーナツあえや胡麻和えでも美味しく食べられるとのことです。

タラの芽1 タラの芽2 タラの芽3

(あお)

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