モンペ網の再現 鮭川村の川漁師の方に、以前使われていた「モンペ網(股引網)」の使い方を再現していただきました。
もともと「もんぺ網」は、鮭止めの下に仕掛けられていたもので、もんぺや股引のような袋が8つついており、その中にサケが入る仕組みになっています。 以前は、数人のグループでいくつかの「モンペ網」をしかけてサケをとっていたということです。
サケのシーズンにはアジ小屋と呼ばれる仮小屋を川原に作り、そこで酒を飲み、鮭汁を飲みつつ、網の落ち葉を取ったり、サケが入ったか見張っていたといいます。
昔は一シーズンで15本とか20本とかしか取れなかったといいますが、放流事業のせいおかげで遡上数が多くなったせいか、一晩で7本ぐらい網にかかりました。(あお)