より効率的に、より市場向けにというけれども、農村部にそれほど余力があるのだろうか?果物生産なんて、高品質で、海外市場にも進出できるというが、収穫労働を担う労働者はこの先もいるのだろうか?
とりあえず、米を作り、田んぼを守り、地域をどうにか守ろうというという、非経済的な動機を軽視して、経済的な価値観だけで地域を切っていったら、ただでさえ弱っている地域をさらにがたがたにしてしまう。
もう弱り切っているから、どうにかしなくては、ドラスティックな対応が必要というのかもしれないが、ドラスティックな変化について行くのは大変だし・・・早い変化について行ける農村は限られているのではないだろうか。入ってくるのも早ければ、逃げ足もはやいかもしれないしね。
将来は、都市貧困層が、集団でバスに乗って、輸出向け農産物の収穫作業のために転々とするのだろうか。