写真がないので数日前のホウチャクソウ

5/21　今日は雨。ここのところ、夜9時にはまぶたが閉じてしまう生活をしていたので、久しぶりにパソコンの前であれこれ作業。マンション暮らしの時は、朝パソコンを立ち上げるとほとんどその前に座り続け、夕方になって、朝刊を取りにやっと部屋を出て階下に降りるような日々も多々あった。家を出ると言えば、買い物に行くか、走りに行くか。その頃やっていた作業もすっかりご無沙汰してしまった。無報酬の作業とはいえ、いろいろな方に情報を利用して頂いていたようなのだが・・・

そういえば、都会では人手不足になりつつあるのだとか。賃金を上げ、正社員を増やし、相変わらず都会はどんどん人を吸収していく。金をばらまいて、都会の景気を良くして、一体どんな日本を夢見ているのだろうか？
更には東京オリンピックで、追加的なインフラ整備が行われれば、人手不足に拍車がかかる。そのまま労働市場も開国してしまい、多国籍な日本に生まれ変わるのもいいかもしれないが、将来あてにならない日本で暮らすのも難しいだろう。オリンピックの次に来るのは成長ではなくて、原発の廃炉作業ばかりかもしれない。

農村は高齢化し、消えていくことを期待しつつ！農地も企業に引き渡し、お米は大型の生産者を優先し、都会に安定的に食料を供給できる基盤だけは確保されるのだろう。立地論の世界だな・・・中心に東京を置き、回りに高度に集約化された野菜生産基地を整備し、その外側の優良地域に大規模米作。残りは森林でも、シカとサルの世界でも、原発のゴミ捨て場でもいいということじゃないだろうか？すき間には、都会の金持ちを狙ったニッチな農家レストランやら加工品やら。（それも農村社会が維持されなければ、残っていけないわけだが）

でもこれは夢ではなくて、手遅れの後悔を待つプロセス。東京オリンピックで高度成長に弾みがつき、その世界観を壊せないままに、次の東京オリンピックで成長神話にやっと終止符を打つ。遅かれ早かれ転機はくるのだけれども、これから10年で壊れていくものには取り返しがつかないものが山ほど含まれている。