ふ化場の掃除などなど

ふ化場の掃除のお手伝い。今日ですべての鮭の稚魚を放流し、今年の秋までふ化場はお休みです。今年は全部で100万尾ほど放流したとのことでした。自然産卵の分もあるので正確な事は言えませんが、1%ぐらいはしっかり回帰していると考えるとたいしたものです。放流早々、鳥に狙われ、小さい身体で川を下り、海できっと様々な生物に狙われながら大きくなり、最後は北海道沖やら庄内沖やらで漁獲の対象になりながらも、少なくとも1%ぐらいが回帰しているのはすごいことだと思います。あるいは自然繁殖の分も相当あるのかも知れません。それはそれですごいことです。

ふ化場の手伝いの合間に、ウェダーをつけて泉田川のほとりをうろうろと鮭の稚魚探し。ふ化場の上流域を見たところ、雪解け水も入りもう鮭は下ってしまったようでした。わき水が流れ込んでくるところにいたのは、アブラハヤと思われるザッコたち。今度、網を持って行って、一網打尽にして、甘露煮にしてしまおうかとも考えています。
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ついでに河原でフキノトウを収穫。昨日頂いて食べたばかりなので、今度は初物を私がふ化場の方にプレゼント。いつも頂くばかりなのですが、たまには頂いてもらえる物があることはなんか私の生存力?が高まっているような気がします。
そうそう、「ちょんなみ(さで網)」の作り方を教えてもらおうと、杉の枝を車に積んでいったのですが、これではだめだ、もっと太くないと・・・ということで、再挑戦です。

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話しはいつも盛り上がるのですが、今日は私の家の裏山でニホンミツバチを飼ってはどうかということでした。まあ、季節に箱を置いておけば入るから・・・とのことでした。熊ワナと一緒に置いておいて両方とるのが一番いいだろうという話しになったのですが。ウサギ鍋やら熊鍋やら出せば、きっと客が来るぞ!とのご提案も頂き・・・

本当に、実は農山村にはいろいろなものがあり、とってくることができるんですよね。六次産業化ブームで、加工ばかりに目を向けず、おいしい物を提供していくのも一つの道かと考えています。何せ、取る人はどんどん減るばかりですから・・・あとは山の幸、川の幸を喜んでくれる人も同じように減ってしまうか、残るかですね。野性味を失った食材、加工された食品、そういうものだけが生き残る時代は寂しいですよね。

まあ、なんにしても今日も御気楽な一日だった・・・

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